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雑文。

雑記と主にテニプリ&気の向くままのジャンルのSS(ベーコンレタス)を置いています。

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2024/11/22(Fri)15:16

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素材・・・してんほーじ。

2010/01/03(Sun)21:39

すべては私が某無料デコメ作製アプリをダウンロードしたのが始まりでした・・・
私は欲望の赴くままにデコメを作り、そして・・・
作りすぎてどうにもならなくなったので、素材として配布することにしました☆
 
使用方法
画像を保存し、
 携帯に転送しデコメとして使用するも良し。
 サイトにアイコンとして使用するも良し。
 このCPが好きなんじゃー!と主張するも良し!
どうぞお好きな方法でお使いください^^
 
ただし、使用報告などは任意ですが(むしろなくて大丈夫)、
二次配布自作発言などはお止めください・・・されると悲しくなります。
 
 
        
        

 
使用例・このサイトは銀謙をプッシュしています!・等
 
 
他に何かほしいデコメやアイコンがありましたら、
管理人の作れる範囲ですがお作りしますので、
メールフォームよりどうぞ!
(ハートの動いてるのが欲しい。もうちょっとハート大きくなる?ラケット持たせて!etc...)

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No.75|バトン。&素材。Comment(0)Trackback()

素材・・・ひが。

2010/01/03(Sun)21:27

すべては私が某無料デコメ作製アプリをダウンロードしたのが始まりでした・・・
私は欲望の赴くままにデコメを作り、そして・・・
作りすぎてどうにもならなくなったので、素材として配布することにしました☆
 
使用方法
画像を保存し、
 携帯に転送しデコメとして使用するも良し。
 サイトにアイコンとして使用するも良し。
 このCPが好きなんじゃー!と主張するも良し!
どうぞお好きな方法でお使いください^^
 
ただし、使用報告などは任意ですが(むしろなくて大丈夫)、
二次配布自作発言などはお止めください・・・されると悲しくなります。
 
 
       
       
 
 
使用例・このサイトは不知新をプッシュしています!・等
 
 
他に何かほしいデコメやアイコンがありましたら、
管理人の作れる範囲ですがお作りしますので、
メールフォームよりどうぞ!
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No.74|バトン。&素材。Comment(0)Trackback()

優しさへの甘え、己の弱さ。

2009/08/16(Sun)00:49

白玉×錦織
※昔の勘違いで白玉が山吹に所属していたことになっています※
 
日も暮れ、夕日の橙が秋の色に染まってきている頃、
部活を引退する三年生のための引退試合が山吹中のコートで行われていた。
無礼講なこの引退試合で三年生をコテンパンにしようと一、二年は意気込むが、
はやり三年生の力というのは強く、それを肌で感じ次の成長へのステップとするためにも、
この引退試合は毎年続けられている。
無論、三年生も全力で後輩たちと戦ってゆく。
「白玉先輩」
コートで試合後の片付けと調整をしていた三年の白玉に声をかけたのは二年の錦織だった。
いつもは溌剌と人懐っこい笑みを浮かべる錦織は、
このときに限って俯き、顔に影を落としていた。
「ん?何だい、錦織」
「ちょっと、いいですか?」
「うん。部室で待ってて」
「はい」
影は錦織の顔だけではなく、心の中にもその存在を落としていた。
終わらせるのだ、と、そう心に決めていた。
「で、何かな」
十分もしないうちに部室へと来た白玉は、見透かすように、
なんとなく悲しそうな笑顔で錦織と向き合った。
その顔に決心が揺らぎそうで…それでも錦織は口を開いた。
「…僕たち、もう終わりにしませんか?」
「男同士の恋愛には厭きたか?」
「そうじゃないですけど…」
今、錦織の胸の中には二人の人間がいる。
片方は白玉、もう片方は最近胸の中に入ってきた日焼けした肌が目を打つあの子。
白と黒、極端に見える二人を錦織は同じ濃さで見ていた。
しかしそのうち黒が勝(まさ)った。
白玉の姿が、影が、今こうしてはっきりと見えているのに、
思い浮かべようとするとふいっと揺らぎ消えてしまう。
要するにその存在に心が揺れ動いてしまったのだ。
そうなってしまえば、あとは互いに辛くなっていくだけだと思ったと同時に、
自分だけならまだしも、白玉にまで辛い思いをさせてしまうのは心苦しかった。
「白玉先輩のことは今でも好きです。それは変わりありません」
本心を告げた。
数秒…一秒もなかった沈黙に、身体のどこかがおかしくなりそうだった。
「…どうして、って訊いても?」
答えられなかった。
「うん、君がそうしたいならそれでいいよ」
「白玉先輩」
「でも最後に、いい?」
部室に来たときから変わらぬあの悲しげな笑みのままで白玉が言ったことを、
錦織は拒否することは出来ず、返事も出来なかった。
それでも伝わってしまっているのだろう、錦織の心は。
離れてゆく熱に終わりを感じ、
それは、二人で触れ合った口づけの中で、一番悲しい口づけとなった。
「もう一度訊くけど、俺のこと嫌いになったわけじゃないんだね?」
「はい」
「そうか。今までありがとう、翼」
「僕こそ」
「いつでも横は空けておくから。次の恋人できなくて淋しくなったら、いつでもおいでよ」
格好つけた言葉だと客観的に見ていたら思うであろうその言葉も、
今までずっと近くにいた錦織には、白玉の最大の優しさであることが痛いほど身に感じ取れた。
これで良かった、これが、良かったことなんだ。
扉を開け部室を出て行く白玉の姿はこれで見納めとなる。
白玉は三年で、引退試合も今日したのだ、
これからは自分たちが部を引っ張っていかなければいけない。
このタイミングで白玉に告げたのはきっと、
これから白玉と顔を合わせることが極端になくなることを分かっていた自分の弱さなのだと、
錦織は胸の痛みで自覚した。
こんな僕を好きだと言ってくれて、ありがとうございます。
白玉の優しさへの感謝と、胸の痛みも相俟って、涙が夕日の光を吸った。

あとがき

No.72|テニス、その他。Comment(0)Trackback()

支配。

2009/08/10(Mon)15:09

不知新
 
やっとのことで追い抜いた知弥に振り返って自慢しようとしたとき、僅かな段差に躓いた。
痛さを髣髴とさせる音が至近距離で聞こえ、
一瞬の思考の後、やはりいたるところを擦りむいた痛みを感じた。
「浩一」
何だか情けなくて、顔を上げて視線を合わすのが嫌だったけれど、
痛さのせいで手を貸してもらわないと立ち上がれなかったため、
ゆっくりと顔を上げ、手を伸ばした。
手が不自然な位置で止まる。
知弥の目が、かち合った視線が、今まで見たことのない強さを孕んでいた。
見下す、という形容が合うのだろうか。
優しさの片鱗も見えず、胸がぶるっと震えた。
見下されたための本能的な強さへの恐怖心なのか、受けたことのない視線への恐怖心なのか、
どちらにしろ恐怖と形容する術しか知らなかった俺は、その時の知弥が怖くて仕方なかった。
その後、優しく手を差し出して、知弥は俺を立ち上がらせてくれた。
  
昔見た知弥の視線を、最近はよく見る。
試合の時、相手に送る視線が、それとよく似ている。
知弥は敵ではなく、むしろ自分の頼もしいパートナーだ。怖くなどない。
しかし時折、その視線を一心に浴びてみたい気がする。
そのために、対戦相手の学校で自分が過ごしていたら、
もし仲間としてではなく知弥と試合できたら、などと「もしも」の話をいくつも考える。
それは恐怖心も好奇心も不安も交え、そして確信を持ちたいがためでもあった。
今思い返せば、あれは知弥の雄としての目だったのだ。
それに胸を震わせた俺のあの時の怖さと形容した感情は、
実は支配される快感を感じ取っていたからではないのだろうか、と。
「知弥、俺が比嘉中に行ってなくて、試合で俺と試合することになったら、本気を出してくれる?」
「何言ってんだ?」
床に寝そべっていた俺を覗き込むように知弥がベッドの上から顔を出した。
ああ、見下ろされている。
「いいから」
「まぁ、お前は強いしな。本気で試合するさ。
それに、試合するのに本気を出さなかったら、相手が誰だろうと失礼だろう」
「そうか。そうだよね」
言葉の後半に本気の意を視線に込めて知弥は答えてくれた。
「その前に、お前がどこかに行くなんてこと、させないがな」
その視線のまま言葉を紡ぐ知弥に、俺はますます逃れられなくなり、支配されていく。

あとがき

No.71|比嘉。Comment(0)Trackback()

好きという言葉。

2009/07/07(Tue)23:37

不知新
 
「知弥、しちゅん」
からとした空はその言葉をかけているかのように晴れ渡り、
風が熱さを持たずに肌を触って行った。
心地よくて目を閉じる。
そんな風のように日常と化し、するりと通り抜けてしまう言葉は、耳に心地よかった。
会うたびに一度はそう伝えてくれる新垣は、幸せと不安を俺に教えてくれる。
通じ合った喜びと、確かめるほどの不安を、俺の名前と自分の感情を唇に乗せて。
毎度ながら新垣だけにそう言ってもらうのも忍びないと思うけれど、
自分の性格ゆえか、どうにも口に出しづらい。
心の底から溢れて止まないほどの想いがあるというのに、心の内でしか言葉にできない。
けれどきっと、新垣が言っている以上に、
そして自分が思っている以上に、愛しい言葉は出来ている。
「あ、知弥、発見」
嬉々として上がる声に、読んでいた本から目を離し、後ろにいた新垣に目を向ける。
目を細め微笑んでいた新垣に、心の中が何かで満ちる。
「しちゅんって言うとさ、笑ったようんかいなる」
ほら、というように「しちゅん」とゆっくり言う唇は、幸せそうに笑った。
自分も口にできれば、こんな風に愛おしそうに笑えるのだろうか。

あとがき

No.70|比嘉。Comment(0)Trackback()