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雑文。

雑記と主にテニプリ&気の向くままのジャンルのSS(ベーコンレタス)を置いています。

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相談。(過去サイト作品。)

2008/05/03(Sat)15:53

一啓(BLEACH)
 
『好き』っていう言葉よりも、
『愛してる』っていう言葉よりも、
もっと最高な言葉ってないのかなぁ・・・、
って思ってさ。
まぁ、相談ってもそんだけなんだけど、どう思うよ。
何か良い言葉、ない?
 
「はぁ? 相談ってそんだけか?」
「え? まぁ、そーだけど」
『相談したいことがあるから、今からオマエん家に行ってもいい?』
と啓吾からのメールが一護に来たのが数十分前。
そして、啓吾が一護の家に着いたのが十数分前になる。
「んなコト言われたってなぁ・・・受け取る側にもよるんじゃねぇの? そういうもんは」
「それは俺も思ったんだけどさ~、やっぱ具体的な答えがほしいじゃん」
「・・・何でだよ」
頭を使うことに関してはいつも面倒くさがる啓吾が、今日に限っては後には引かず、
一護の部屋に入った時からずっと頭を悩ませている。
「つーかオマエさ、何でいきなりそんなこと考え出したわけ?」
一護が不思議に感じ、そう啓吾に訊ねると、啓吾はあっけんからんとした顔で、
「だって、一護に伝えたかったし」
と一言。
 
ひとときの静寂。
 
「・・・オマエ、それ本人から聞いたら何の意味もないんじゃねぇか?」
「あ、そっか」
ポンッ、という効果音がつきそうなリアクションをする啓吾。
どうやらそこまで考えが及んでいなかったらしい。
しかし啓吾は、あ、と声を出し、
「でもさ」
「あ?」
「一護に伝えたかったんだし、一護の一番聞きたい言葉を聞けばいいんじゃん?」
その言葉に固まった一護。
呆れたわけではなく、驚いて。
啓吾は唐突に、こういうことを言い出すのだ。
「ん? 一護~、どーした~?」
「いや・・・なんでもない」
真っ赤になった顔を見られないよう啓吾の方を向かず、一護は自分の理性を抑えた。
 
やべー、可愛すぎる・・・
 


啓吾の発想が乙女っぽいのは、そのときの私の頭が沸いていたからです。

 

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